特定保健用食品
上手な利用法
「お腹の調子を整える」等の表示をした食品
この商品の対象者
このカテゴリの製品は、健康な状態の「便」が、規則正しく排泄されるよう、また腸内の環境が健康に保たれるように設計された食品です。
なお、このカテゴリの製品は、お腹の調子が正常な人が摂っても問題ありません。
「お腹の調子を整える」等の表示をした食品は、原則として、便秘傾向者、下痢傾向者を対象として行った有効性試験の結果をもとに作られた製品です。また、腸内菌叢を評価指標とした有効性試験においては、対象者が健常者である場合もあります。
このカテゴリの商品を効果的に利用するには
トクホを利用する前に心掛ける基本的事項やトクホの特徴と利用上の注意(効果的な利用方法)として、以下の内容も参考になります。
トクホを利用する前に心がけましょう
便秘の改善など、お腹の調子を整えるためには、以下の生活習慣に気をつけましょう。
- 規則正しい食生活
- 食物繊維を多く含む食品※や乳製品、水分の適度な摂取
- 適度な運動と休養
※食物繊維を多く含む食品・・・野菜(特に根菜類)、豆類、海藻類、キノコ類など
トクホの特徴と利用上の注意
トクホには、製品ごとに標準的な摂取量や摂取方法が記載されています。しかし、人によっては推奨される摂取量以下でも、関与成分によってお腹がゆるくなる等、体調に好ましくない変化を来たすこともあるので、体調を見ながら利用しましょう。
また、製品によってはエネルギー量が高いものもあり、エネルギーの摂り過ぎにつながる可能性もありますので、関与成分の効果ばかりに目を奪われるのではなく、製品全体の特徴を考慮して利用することが大切です。
関与成分には、オリゴ糖(フラクトオリゴ糖、大豆オリゴ糖、乳果オリゴ糖、イソマルトオリゴ糖)、乳酸菌・ビフィズス菌等、食物繊維(難消化性デキストリン、グアーガム分解物、ポリデキストロース)などがあります。
一般に、このカテゴリのトクホにはさまざまな食品形態があるため、毎日の食生活に取り入れやすいものを選ぶことができるといわれています。
関連するガイドライン
慢性便秘症などの便通異常がある方は、その原因や症状、年齢、健康状態に応じて、医師・管理栄養士等の専門家から、「日本人の食事摂取基準 (2025年版) 」「便通異常症診療ガイドライン2023」「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」等を参考に、次のような生活習慣の改善について指導を受けることがあります。
- 食物繊維の摂取量が不足している場合は、その摂取量を増やす。成人における食物繊維の目標量は、男性で1日20~22 g以上、女性で17~18 g以上とされている (年齢によって異なる) 。 (1)
-
米、豆類、野菜、果物等、食物繊維を含む食品を取り入れる。また、特定の乳酸菌を含むヨーグルト等の発酵乳が提案されることもある。ただし、効果には個人差があり、乳酸菌食品の効果は菌株や製品によって異なる。 (2)
- 無理のない範囲で座位時間を少しでも減らし、現在より身体活動量を増やす。健康づくりのための身体活動量の目安は、成人では1日60分以上 (約8,000歩以上に相当) 、高齢者では1日40分以上 (約6,000歩以上に相当) とされている。 (3)
参考資料
(1)日本人の食事摂取基準2025
(2)便通異常症診療ガイドライン2023 (Minds ガイドラインライブラリ|公益財団法人 日本医療機能評価機構)
(3) 健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023
